よく見る圧縮形式メモ
雰囲気でしかわかってなかったので整理。
zip
- WindowsやMacの標準形式
- 圧縮率は高くない
- 4GBを超えるファイルは扱えない
- 圧縮後に2GBを超えるファイルは扱えない
- Macの標準機能で圧縮すると、Windowsでファイル名が文字化けする
- Linuxでは標準で使えない
- 複数ファイルやディレクトリごと圧縮ができる
# 単一ファイルを圧縮 zip file.zip file # パスワード付き zip -e file.zip file # ディレクトリごと圧縮 zip -r dir.zip dir/ # 展開する unzip dir.zip
gzip
- Linuxの標準的な圧縮方式
- 圧縮率はzipと同程度
- 1ファイルしか圧縮できない
- 複数ファイルを圧縮するときはtarと組み合わせて使う
# 単一ファイルを圧縮 # 元ファイルは残らない gzip example.txt # 元ファイルを残したい場合、-cオプションで標準出力する gzip -c example.txt > example.txt.gz # 単一ファイルを展開 # 元ファイルは残らない gunzip example.txt.gz # 元ファイルを残したい場合、-cオプションで標準出力する gunzip -c example.txt.gz > example.txt
tar
- 複数のファイルを1つにまとめるアーカイブ方式
- tar自体は圧縮形式ではない
- 圧縮形式との組み合わせ利用ができる
# 複数ファイルの圧縮 # -zオプションでgzip形式に圧縮される tar czvf bk.tar.gz file1 file2 tar czvf bk.tar.gz dir # 展開 # -zオプションでgzip形式を扱う tar xzvf bk.tar.gz